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東京基礎研究所(TRL)
研究プロジェクト
 セキュリティ&プライバシー
 コンテンツ保護技術
 
 
 

コンテンツ保護技術

  
 

研究項目

  • オフライン認証
  • セキュアホームネットワーク
  • 次世代オプティカルメディアコンテンツ保護

研究の詳細

デジタルコンテンツは、編集、コピー、転送が容易で応用範囲が広い反面、不正使用や不正流通により、個人、企業のみならず、コンテンツ産業全体が大きな損失を被る可能性を秘めています。本プロジェクトでは、ディジタルコンテンツの不正使用や不正流通を未然に防ぎ、健全なコンテンツ流通を促進するための著作権保護技術の研究、開発を行っていま す。具体的には、著作権を保護しつつホームネットワーク内で のみコンテンツの共有を可能とする“セキュアホームネットワーク”、HD-DVD, Blu-Ray等の次世代オプティカルメディア の不正コピーの防止、不正使用の追跡を行う“次世代メディア標準化著作権保護”の研究、開発を行っています。さらには、ディジタルコンテンツのみなら、PCや記憶メディアに蓄積されたあらゆるファイルを不正アクセスから保護する“オフライン認証”の研究開発も行っています。

オフライン認証

サーバー上に保管されているデータをやり取りする場合、ユーザーIDやパスワード、あるいは公開鍵暗号を使って認証しますが、P2Pアプリケーションを介した機密情報漏洩事件に見られるように、データがひとたび端末にダウンロードされた後には、誰でもアクアセスできる状態で保管されているのが現状です。。そこで、PCや記憶メディアに蓄積されたあらゆるファイルを不正アクセスから保護するために、DVDやSDメモリーカードの著作権保護方式として実績があり、さらには次世代光メディアの著作権保護方式として採用されるブロードキャスト暗号技術を応用して、ダウンロード後のデータであってもあらかじめ許可された人だけが情報にアクセスできるオフライン認証によるファイル保護方式の研究、開発を行っています

セキュアホームネットワーク

地上波・BSディジタル放送では、放送コンテンツが無秩序にコピーされたり、不正にインターネット上に公開されることを防ぐために、コピーが1世代に制限されるいわゆる“コピーワンス” が2004年4月から実施されています。しかし、ディジタル家電が普及し、それらがネットワークで接続された時、このコピーワンスの制約のため、同じ家庭内ですら、コンテンツの複製や共有が出来ない という問題が生じます。本研究では、ホームネットワークの内部では機器間でのコンテンツの共有、コピーを 許す一方、ホームネットワークの外ではそれらを許さないことにより、コンテンツオーナの権利と、ユーザの 利便性の両方を実現する技術の研究、開発を行っています。

下記の図は、セキュアホームネットワークの概念図であり、ホームネットワーク内では、距離に関係なく、機器間でコンテンツの共有、無数のバックアップコピーが可能である一方で、ホームネットワークの外ではそれらのコンテンツはCPRMやDTCP等既存の著作権保護技術の規制を受けます。



セキュアホームネットワーク



次世代オプティカルメディアコンテンツ保護

地上デジタル放送の開始や、2006年に予定されているHD-DVDやBlu-Rayの発売により、動画のデジタルコンテンツ のハイビジョン化がますます促進され、高精細であるがゆえに、コンテンツの著作権保護も非常に重要になっています。 本プロジェクトでは、これら次世代デジタルコンテンツのコピー防止技術、不正流通コンテンツのトレース技術の研究 、開発を行い、これらの技術を次世代コンテンツ保護の標準化を行うAACS-LA(Advanced Access Content System Licensing Administrator)に対し提案し、標準化を行っています。

下記の図は、メディアで配信されるコンテンツの不正流通のトレース技術の“シーケンスキー”の概要を示したものであり、ハッカーが万一デジタルコンテンツをアナログ出力等から不正流通した場合でも、その流出先を特定することが可能です。この技術は、前記AACS-LAから2005年4月にリリースされた、次世代光メディアのスペック“AACS Pre-recorded Video Book Revision 0.90"で採用されています。



次世代オプティカルメディアコンテンツ保護における、不正流通のトレース技術 “シーケンスキー”



  
 
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