プロジェクトの概要
携帯電話、ワイヤレス通信機能付PDAやノートブックPCなどのモバイル・デバイスやワイヤレス技術の進歩により、人々の仕事のやり方や遊び方も徐々に変化してきています。モバイル・デバイスやワイヤレス・デバイスのユーザーは、動き回りながら、いろいろなデバイスから関連性の高い情報やサービスに簡単にアクセスできることを期待しています。モバイル・ユーザー向けのアプリケーションやサービスでは、ユーザーの嗜好・場所・行動などの個人的な状況に関するデータを有効に利用して、ユーザーの興味を予測し、ある時点でユーザが欲しいと思った情報やサービスをユーザーの最小限度の入力で提供できることが必要になってきます。このようなサービスは、「状況対応型サービス」とか「ロケーション・ベース・サービス」と呼ばれています。
「モバイル・リソース・マネージメント」プロジェクトでは、モバイル・ユーザーが必要な時に必要な場所でどんなデバイスからでもシームレスなサービスを受けられるようなモバイル・ユーザー向けの状況対応型サービスやロケーション・ベース・サービスの実現を目指して、アプリケーション・シナリオの開発、システム・アーキテクチャーおよびソフトウエア技術要素の研究開発を行っています。「モバイル・リソース・マネージメント」のシステムやソフトウエア技術の利用者としては、お客様や社員にこのようなサービスを提供しようと考えられている企業や、モールやアミューズメント・パークの来場者に同様なサービスを提供しようと考えられている管理会社などを考えています。
研究課題としては、ダイナミック・パーソナライゼーション、パーソナル・プロファイルおよびプライバシー・マネージメント、エージェント・ベースのネゴシエーション、モバイル・ユーザー・デバイス・インターフェースなどがあります。
研究項目
学会での発表・論文・著作物
- “Mobile Resource Management: A White Paper”, TRL Research Report (to be published).
- Hiroaki Nakamura, “Incremental Computation of Complex Object Queries,” ACM OOPSLA 2001, Oct. 2001 (to be published).
関連情報
- Bluetooth
- インパク(Internet Fair 2001 Japan): IBMテクノロジー館
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