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Web共有技術を応用した遠隔教育システム 接続実験風景


プロジェクトの目的

当プロジェクトでは、WebCollaborationを同期型遠隔教育に応用することからスタートし、ネットワーク技術による新しい遠隔教育を実現するための研究を行ないました。
WebCollaboration とはWebブラウザを同期させてそれに注釈付けや指し示しのための機能を提供する技術です(IBMのT.J.ワトソン研究所と共同開発)。
三鷹市での実験に続き、下記のプロジェクトにおいてさらなる実用化実験を行ないました。

  • 情報学習サポート事業「ウェブ共有技術を用いた遠隔教員研修支援ネットワークシステム 」(IPA受託事業)
    • 埼玉県における教員研修システムへ,Lotus LearningSpaceと組み合わせてシステム構築、研修の実証実験を行う。
  • 三鷹市における「マルチキャスト通信グループ通信制御型ネットワークアーキテクチャに関する研究開発」 へ参加(通信・放送機構、郵政省プロジェクト),
    • 全国で選定された30地域のうちの三鷹市において、高速大容量のネットワークの利用実験へシステムを提供。
同期型遠隔教育システムの利点

我々の同期型遠隔教育には、次の利点があります。

  • 伝統的な学校教育を比較した場合、学校にいながらにして交流授業や遠隔講義を可能にします。他校の生徒との話合いや専門家の講義により生徒の視野を広げる効果が期待できます。HTMLページを教材として捉え、インターネット上の生きた情報を教育現場に活用することができます。
  • 非同期型の遠隔学習、例えば現在一般的となりつつあるWebサイトとe-mailによる遠隔教育と比較した場合、自宅にいながらにして、教育システムに不可欠なヒューマンタッチを実現します。単なるビデオ会議だけと異なりHTMLページを教材として共有するため高精細な資料を表示することができ深い理解が得られます。
  • さらに非同期型の学習システムと組み合わせた場合、非同期型の学習システムによる高い効率と、前項と高品質な学習の両立を図ることができます。本システムは、生徒や学生を対象とした遠隔学習システムとしてだけでなく、そのまま社会人を対象として遠隔研修システムとしても使用することが可能です(上記、教員研修プロジェクトで実証実験中)。
遠隔教育システムの特徴・機能
  • 共有に必要な通信量が他方式に比べ少ないことを生かし、CATV上でのIP接続から通常の電話回線やPHSによるダイヤルアップ接続まで対応可能です。必要とされる品質や総通信バンド幅によって、ビデオ会議、またはインターネット電話と柔軟に組み合わせることができます。
  • エンドユーザ(先生、生徒、または、指導員、研修生)向けユーザインタフェースをHTMLやJavaScriptなどの標準的な技術で構築しました.ビデオ会議やインターネット電話とUIを統合し、使い勝手にも考慮しました。
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Last modified 27 August 1999