ご質問内容一覧
- aDesignerはどのようなアクセシビリティ評価を行うのでしょうか?
- aDesignerと既存のWeb アクセシビリティ・チェックツールとの違いはどこにあるのでしょうか?
- "音声モード"で背景色が暗くなっているのはなぜでしょうか。
- aDesignerはLinux®で動きますか?
- aDesignerはどの言語に対応していますか?
- Webページの評価に際し、言語による制限はありますか?
- "音声モード"における総合評価には三つの指標がありますがなぜ"Compliance", "Navigability", "Listenability"に分類されているのですか?
- なぜ"Compliance"(準拠) だけを評価したのでは不十分なのでしょうか?
- ロービジョンモードにおけるエラーマップとは何でしょうか?
aDesignerはどのようなアクセシビリティ評価を行うのでしょうか?
aDesignerは大きく分けて2種類の評価を行うことができます。1つ目はガイドラインや法律で定められた評価項目のチェックです。JIS(日本工業規格)「高齢者・障害者等配慮設計指針」や米国のリハビリテーション法508条、W3C Web Accessibility Initiativeが公開しているWeb Content Accessibility Guidelines、およびIBMのチェックリストに基づくチェックができます。
2つ目はaDesignerの特徴的な機能で、アクセシビリティを超えた視覚障害者の「アクセスしやすさ」を評価します。これらの結果は晴眼者のWebデザイナーや評価者の方々が容易に確認できるよう視覚化して提示されます。たとえば、"ロービジョンモード"では色覚異常や高齢者の方々の見えをシミュレートします。"音声モード"では音声ブラウザーを用いてWebにアクセスする視覚障害者のナビゲーションのしやすさや聞きやすさを視覚化して提示します。
aDesignerと既存のWebアクセシビリティ・チェックツールとの違いはどこにあるのでしょうか?
既存のチェッカーでは上記で述べたガイドラインや法律への準拠を中心にWebページの評価を行います。たとえばホームページ上での各エレメントへの到達時間を評価し,視覚化する機能はaDesigner独自の機能です。また、画像処理技術に基づいてロービジョンの方の見にくい箇所を検出できる機能もaDesigner独自です。
このほかにもaDesignerが出力したエラーリスト上でそれぞれの項目をクリックするとブラウザー上で対応する箇所がハイライトされます。これにより評価者はこれまでのように自分で対応する箇所を探す手間が省けるため修正作業に要する時間を短縮できます。
aDesignerはガイドラインへの適合にとどまらないガイドラインを超えたユーザビリティの評価を目指すとともにWebデザイナーをはじめとしたアクセシビリティ評価者の方々のワークロードの軽減・教育ツールとして利用されることを目指しています。
教育ツールとしての機能の一例はALT属性の適切さを評価できることです。ALT属性は画像に付加される代替テキストで,音声ブラウザユーザーにとっては大変重要な情報です。このALT属性がせっかく付加されていても意味のない文字列では読み上げの妨げになることがあります。そこでaDesignerは適切ではないと思われる文字列を検出し評価者に通知する機能を持っています。
"音声モード"で背景色が暗くなっているのはなぜでしょうか。
背景色はページ内の各エレメントへの到達時間を視覚化しています。暗くなるにつれそれは音声ブラウザーでは時間がかかることを示しています。完全に暗くなっているときは音声ブラウザーでは90秒(デフォルト設定)以上かかること意味します。
aDesignerはLinux® で動きますか?
いいえ。aDesignerはWindows® XPもしくはVistaでの稼動となります。
aDesignerはどの言語に対応していますか?
英語と日本語での稼動となります。メッセージやその他の機能についても英語と日本語に対応しています。ただし、プログラムはひとつでWindowsの言語設定を自動認識し日本語の場合には日本語環境対応のaDesignerが起動します。
Webページの評価に際し、言語による制限はありますか?
"ロービジョンモード"では言語依存はありません。すべての言語がシミュレートされ表示されます。"音声モード"では英語と日本語のみの対応となります。西ヨーロッパ言語は一部制限が有りますが基本的なチェックは可能です。
"音声モード"における総合評価には三つの指標がありますがなぜ"Compliance", "Navigability", "Listenability"に分類されているのですか?
aDesignerではガイドラインとユーザビリティの観点からアクセシビリティのチェックを行います。そこで総合評価も三つの観点から行います。 "Compliance"では、ガイドラインや法律に準拠しているかどうかを評価します。 "Listenability"と"Navigability"では「聞きやすさ」「移動しやすさ」といった使いやすさの観点から評価を行います。
なぜ"Compliance"(準拠) だけを評価したのでは不十分なのでしょうか?
ガイドラインや法律への準拠は重要なチェックポイントです。ただガイドラインだけでは視覚障害者の使いやすさを向上するための問題をすべてカバーすることはできません。そこでaDesignerでは"Compliance"に加えてユーザビリティに関する評価も行いアクセシビリティの更なる向上を支援します。
ロービジョンモードにおけるエラーマップとは何でしょうか?
エラーマップは、ウェブページ内で問題が発生している位置を表示するものです。これを使えば、ページ内のどの部分に問題があるかがひと目でわかります。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
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