本文へジャンプ

渡辺日出雄

Hideo Watanabe

プロフィール

Photo of Hideo Watanabe
Fig. 1 - Hideo Watanabe
1961年 札幌で生まれる。
1986年 日本アイ・ビー・エム(株)に入社。サイエンス・インスティチュート(現東京基礎研究所)に配属。以来、自然言語処理の研究・開発に従事。
1996年 京都大学より博士(工学)の学位を授与される。
1996年 インターネット翻訳の王様の開発に参画。
2001年 Websphere Translation Serverの開発に参画。
情報処理学会、自然言語処理学会、人工知能学会、各会員
IBM東京基礎研究所 ナレッジ・インフラストラクチャー・グループ マネージャ
工学博士

研究分野

私の研究テーマは、自然言語処理です。これは、人間が行なっている言葉を使った様々な処理をコンピューター上で実現する方法を考えるということです。人間が言葉をどうやって理解しているのかという人工知能的な分野も対象となります。最近は、インターネットのホームページやブログ(Blog/Weblog)、さらに、企業ではコールセンターのコールログやメールなど、様々なテキスト情報があふれるようになっています。これら貴重なテキスト情報を解析・分析するための基礎研究およびそれらを如何に企業活動の中で有効活用するかの応用研究が現在の主な興味の対象です。

今まで行なってきた主な研究内容・プロジェクトは以下の通りです。

テキスト・マイニング: コールセンターのログからお客様の声を分析したり、掲示板やアンケートなどから評判情報を抽出する(評判分析)というようなテキストデータからビジネスで有益な情報を抽出し分析するテキスト・マイニングの研究をしています。特に、現在は、IBM TAKMIという主にコールセンター向けテキストマイニングソリューション、および、IBM TAKMI 評判分析という評判情報の分析ソリューションの研究開発を行っています。IBM TAKMIは、現在IBM Content Analyzerという弊社製品としてご提供しております。

機械翻訳: 大量の翻訳例を用意し類似な用例を参考にして翻訳をする用例ベース翻訳の研究や、翻訳の元言語と相手言語の語彙化文脈自由文法規則のペアを用いたパターンベース翻訳などの研究をしてきました。弊社の機械翻訳製品に応用されています。

テキストの自動要約: テキストを自動的に要約する手法の研究。

コラム

訳語選択は難しい

機械翻訳の難しさの一つとしてあげられるものに曖昧性解消という課題があります。中でも訳語選択に長年研究者は苦労してきました。この問題の一部をご紹介します。