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Research That Matters
企業における、あるいは社会における研究所の役割とは何でしょうか?
まず第一に、私たちは研究をせねばなりません。研究とは、真理を追究し、
問題の根源的な性質を明らかにし、それらを解くための普遍的なメカニズムを
発明していくことです。私たちは同時に、私たちの研究成果がIBMにとって、
ひいては社会にとって意味のあるものにしていくことが必要です。
プリンストン大学のドナルド・ストークスは「パスツールの象限」という本で、
「応用への強いモチベーションを持った基礎研究」という研究のあり方を提示しました。
私たちも、応用への強い意識を持ちながら基礎研究を進めていき、企業や社会に強い
インパクトを与えて行きたいと願っています。
IBMの企業戦略は一言で言えば「お客様のイノベーションを助ける企業となる」というものです。
サム・パルミサーノ会長は、イノベーションとは新しい技術が、社会や企業のニーズに対する
深い洞察と出合った時に起きるもの、と定義しています。このためには、
基礎研究部門といえども他部門ひいては社外の方々とのコラボレーションが欠かせません。
東京基礎研究所(TRL)は、世界8ヶ所、約3,000名からなるIBMの基礎研究部門の一員として、
IBMグローバル・サービス、ソフトウェアやサーバーの製品事業部と密接に協業してまいりました。
近年においては、お客様や、アカデミア、政府関係者の方々との交流を活発におこなっています。
私たちは、これらの多様な交流から得られた知見、洞察力が、より大きなインパクトのある
イノベーションにつながるということを信じてやみません。
2007年に創立25周年を迎え、TRLはワールドクラスの研究所として、
"Research that matters"を目指し、なお一層の努力をしてまいります。
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日本アイ・ビー・エム株式会社
執行役員
東京基礎研究所 所長
丸山 宏
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