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IBM Research

研究員の紹介


TRL研究員のプロフィール

TRL研究員のプロフィール


インタビュー

2006年入社の研究員

川中 真耶
西山 莉紗
水野 謙
ルディー・レイモンド・ハリー・プテラ


2005年以前入社の研究員

大平 怜
岡ア 篤也
佐藤 大介
福田 隆
高橋 力矢
堀井 洋
立堀 道昭
渡邊 裕治
安部 麻里

マネージャー(研究職)

板倉 真由美
岡野 裕之

写真:2006年入社の研究員
2006年入社の研究員


2006年入社の研究員

川中 真耶 (かわなか しんや)

写真: 川中 真耶

プロフィール

情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 修士課程卒 2006年度入社
副主任研究員

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

Programming Models & Tools 部門の下にある、Service Oriented Computing というグループに属しています。我々のグループは、名前のとおり Service Oriented Computing だけを研究している...というわけでもないようで、Web2.0 関連の技術等の付随する研究も多く行われています(最近はこっちの方がメインかも知れない)。今現在は、JavaScript を用いた攻撃を検出・防御する方法などを研究しています。ウェブの上では JavaScript が多用されているにもかかわらず、JavaScript の自由度が大きすぎる、あるいは防御が貧弱である、といった理由により、簡単に攻撃スクリプトを走らせることが出来てしまいます。それにより秘匿すべき情報が外部に漏れたり、期待しない動作が起こってしまうことを防ぐ必要があります。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

TRL を選んだ理由は、学生時代に XML 関連の技術を研究対象としていたので、それに強い人々がたくさんいることが大きな理由です。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

企業の研究所に入って一番恐れていたことは自由な研究が出来なくなるということですが、制約がないわけではないにせよ思ったことは結構やれていると思います。また、サービスそのものを研究している人など、自分が「情報科学」と聞いて想像するものとは違う研究をしている人もかなりいて、「情報科学の研究者」とは異なる視点を持っているので、学ぶことも多いと思います。ただ、大学と一番違うと思ったことはほとんど強制的に「土日がある」ということで、大学にいる間は土日も大学へ行ってなんやかんやしていました。それで生産性が高まっていたかというとそうでもなく、だらだらすごしているときも多かったのですが、TRL では土日をしっかり休むことで逆に生産性があがったと思います。

ACMのICPC世界大会会場でスタッフとして活躍
ACMのICPC世界大会でスタッフとして活躍(右から二人目)

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

一言で言うと難しいですが、雰囲気です。私の周りはなにか「わくわく」することを常に求めている人がいっぱいいるので。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

世の中の仕組みを変えるアプリケーションを考えること。

休日はどんな風に過ごしていますか?

買い物だったり、どっかのイベントに出かけていったり、あるいは一日中プログラミングをしていたり。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

大学も楽しいですが、TRL も楽しいです。もし、研究者になろうと思っていて且つどうしても大学に残りたいというのでなければ、選択肢としてオープンハウス等を覗きに来てくれればと思います。大学とは違った楽しさがあるかもしれません。

川中 真耶の研究員プロフィールページ

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西山 莉紗 (にしやま りさ)

写真: 西山 莉紗

プロフィール

情報科学科 バイオインフォマティクス専攻 修士卒 2006年度入社
副主任研究員

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

ナレッジ・インフラストラクチャという、テキストマイニングに代表される自然言語処理を研究するグループに在籍しています。当グループでは日本語や英語で書かれた、元々は人間向けのテキストデータをコンピュータに処理させることで、新たな知識の発見やこれまでに無かった形の情報抽出・管理を目指す、という方針の下に様々なプロジェクトに取り組んでいます。その中で私は主に、技術文書からの「この技術分野ではこのようなことが可能になります」ということを示す表現の抽出と、その提示方法に関する研究に取り組んでいます。このプロジェクトはIBM ビジネスコンサルティング サービスの方々と一緒に取り組ませていただいていて、研究成果を技術文書マイニングツールとして提供することを目指しています。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

まず、研究者を仕事に選んだ理由について少しお話すると、大学でも企業でも「研究」とは世の中よりちょっと進んだ所にある問題に取り組んで解決策を与えるものですから、そういったところに魅力を感じて、研究を仕事にしたいと考えていました。このような視点で就職先を選んだ時に、このTRLの紹介webページを見て、ここなら様々な業種の方々が抱えた様々な問題に対して、最先端のコンピュータサイエンスでお手伝いができそうだ、という思いがあって応募しました。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

まず、上の「TRLを就職先に選んだ理由」に書いた、入社前の「様々な業種の色々な問題に取り組めそうだ」という目論見は本当に大当たりだったと思います。ただ、入社前には気づかなかったこととして、「様々な業種の方々」には社外のお客様だけではなく、社内のSEの方やコンサルタントの方なども入り、そういった社内の方々にも貢献できるのだということが分かりました。自分自身についてこの1年を振り返ると、入社してからテキストマイニングという新しい分野に取り組み始めたこともあり、前半の半年くらいは目の前のことをこなしていくので精一杯だった感があったのですが、ここ半年くらいは手を動かすこととじっくり方向を見定めることのバランスが取れてきているように思います。

TRLスキー・スノーボードツアーにて
TRLスキー・スノーボードツアーにて(中央)

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

やはり、コンピュータサイエンスという技術を核にして、様々な実問題を解いて社会に貢献することができる、という点だと思います。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

「○※↑☆△×なら西山さん」、と言われるような研究成果や専門性を出していきたいですね。さて、○※↑☆△×には何が入りますことやら・・・

休日はどんな風に過ごしていますか?

英会話に通ったり、スポーツクラブで泳いだりしています。特に水泳は「マスターズスイミング」という社会人向けの水泳大会に出るための地元チームに入っているので、試合でベストタイムが出せるように頑張っていきたいですね。もちろん英語も仕事で使うものですから、頑張らなくてはならないのですが。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

まずはオープンハウスや学会などのチャンスを利用して、私達に会いに来てください。どんな職場も作るのは人ですから、TRLを知るにはTRLの研究員と実際にお話いただくのが一番の近道だと思います。色々なバックグラウンドをお持ちの方と一緒にお仕事できることを楽しみにしています。

西山 莉紗の研究員プロフィールページ

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水野 謙 (みずの けん)

写真: 水野 謙

プロフィール

理工学研究科 情報・ネットワーク専攻 修士卒 2006年入社
副主任研究員

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

多数のコアを持つプロセッサ上で、Webアプリケーションを高速化する技術の研究を行っています。このプロジェクトではメンバーがそれぞれ別の手法による高速化を行っており、私もそのうちの一人として、Webアプリケーションの特徴を利用してキャッシュミスを削減するための研究をしています。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

世の中に影響を与えるような研究をしたいという理由で企業の研究所を選びました。その中でTRLを選んだのは、オープンハウスに参加した印象や周囲の人から聞いた話から、TRLならアカデミックな価値があってかつ世の中に影響を与えられるような研究ができると感じたためです。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

前半は研修に行っていることが多かったのですが、研修では職種の違う人と交流することが多く、文化の違いに触れられて面白かったです。またTRLでは、周囲にいる方々の優秀さに驚くことが多かったです。ミーティングの議論も内容が濃く、はじめのうちは話についていくのに必死でした。

TRL所長主催のお花見イベントに参加
TRL所長主催のお花見イベントに参加(左)

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

まず、優秀で個性的な研究員が多くいることが挙げられると思います。さまざまな分野の専門家がいるので、何か困ったことがあっても誰かしら的確なアドバイスをくれる人がいます。また、研究員同士の交流が活発なことも、大きな強みのひとつだと思います。休日にTRL所長主催のイベントがあったり、泊りがけで新年会に行ったり(もちろん自由参加です)するので、仕事・プライベートを問わず、先輩社員や上司とも気軽に相談できる雰囲気があります。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

自分が提案したことが周囲に認められてプロジェクトになり、その成果が世の中に出て行く、という流れでの研究ができるようになりたいです。そのためにもまず、優秀な周囲の方々の中で認められることが最初の目標です。

休日はどんな風に過ごしていますか?

最近は同期と遊びに行くことが多いです。そうでないときは、家事をしたり買い物に行ったりしながらのんびりすごしています。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

ぜひオープンハウスなどにいらしてください。少しでも研究所の雰囲気がわかると思います。私は就職活動をしていたときに「私などがTRLに入れるのだろうか」等と考えていましたが、そのようなことは考えずにぜひ積極的に応募していただけたらと思います

水野 謙の研究員プロフィールページ

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ルディー・レイモンド・ハリー・プテラ

写真: ルディー・レイモンド・ハリー・プテラ

プロフィール

情報学 通信情報システム専攻 博士課程卒 2006年度入社
副主任研究員

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

ビジネス・サービス・リサーチの下にある最適化&アルゴリズムというグループに属しています。我々のグループは、お客様がビジネスの中で抱えた抽象的な問題を、まず数学的な記述をし、お客様にとってより良い解決方法を提案します。いい提案をするにはさまざまなチャレンジがあります。まず、問題を定式化することは容易ではありません。次に、例え定式化できても、その問題の規模が大きすぎたり、問題が難しすぎる場合、スーパーコンピューターを使っても容易には解けない問題があります。それらの問題に対して、いかにプログラムを工夫してより良い結果を提案できるかが重要になります。我々の役割は、主に二つあります。第一は、そのような難しい問題を、論文などで発表された最新の技術を用いて、解決策を考案すること、つまり、学問の手法の応用を考えることです。第二に、新しい学問の手法を研究すること、つまり、科学に貢献・還元することです。現在、私は、学問としての、量子計算と量子情報を今も研究しています。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

日本で社会と学問の両方にインパクトのある基礎研究ができる研究所はそんなに多くないと思います。そして、TRLの一員になるということは、TRLは世界中にある8つのIBM研究所の一つですから、世界中のIBMの研究者と交流することが可能となります。また、私が大学生の時に、周りの研究者・大学教授のほとんどがTRLを高く評価していました。更に、世の中の一流研究者の何人かは元TRLの研究員だったりします。このようなことから、TRLに何かスペシャルなことがあると思って応募しました。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

企業の研究所に入るのだから、学問的な研究ができなくなると思いましたが、案外、大学にいたときと比べてより生産的になったような気がします。その主な理由は、TRLに入ってからの生活・研究リズムの向上にあると思います。様々な研究者の活動を見て、刺激されているからだと思いますが、とにかく今までと違うダイナミズムを感じています。それと、一年前の自分と比べて、同期や先輩との交流を通じてより広い視野で物事が見れるようになって来ました。

社内で研究発表を
社内で研究発表を

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

若さ、ダイナミックさ、そして、自由な雰囲気だと思います。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

ビジネス(○★)と学問(量子計算と量子情報)の両分野でスペシャリティーをもって、活躍したいと思います。○★はまだ決まっていませんが・・・

休日はどんな風に過ごしていますか?

公園を散歩したり、本を読んだり、外国語を学んだり、同期とボード・ゲームをしたりします。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

TRLには個性豊かな研究者がたくさんいます。皆様にもきっとそれぞれ自分の特性があると思います。ぜひTRLに来て、その個性を活かしてください。

ルディー・レイモンド・ハリー・プテラの研究員プロフィールページ

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同期で金沢旅行に(2007年秋)
2006年入社の同期で金沢旅行に(2007年秋)

2005年以前入社の研究員

大平 怜 (おおだいら れい)

写真: 大平 怜

プロフィール

情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 博士卒 博士(情報理工学) 2005年度入社
主任研究員

(注: 以下の記事は、当研究員が入社後1年を経過したとき(2006年)に作成したものです)

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

現在はメインフレーム上の最適化コンパイラの研究プロジェクトに携わっています。コンパイラの役割はプログラマが書いたプログラムをコンピュータが理解 できる形式に翻訳することです。コンピュータがプログラムをなるべく効率的に実行できるようにうまく翻訳することをコンパイラの最適化と呼び、コンピュータ社会のインフラを支える極めて重要な基盤技術です。私の役割は先輩と共に様々なプログラム中からコンパイラによる最適化の余地を見つけ、最適化のアルゴリズムを考えてコンパイラに実装し、お客様が実際に使われるプログラムの実行を高速にすることです。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

博士号を取得したあとで大学に残るという選択肢もありましたが、このまま大学に残って好き勝手な研究をして淡々と論文を書いていくという生活は自分にとってあまり苦も無くできてしまうのではないか、と思うようになりました。それよりも自分をもっと高いレベルの環境に置いて実力を伸ばしたいと思い、就職を決めました。企業のコンパイラ研究グループで有名国際学会に多くの論文を発表しているのは国内ではTRLだけですから、就職先の選択の余地は無かったと言えます。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

コンパイラ最適化のアルゴリズムをあーでもないこーでもないと考え、実際のプログラムで試して遅くなったり速くなったりで一喜一憂し、早く成果を上げたいと願い続ける研究生活は大学時代と同じで楽しいものです。一方で大学時代と何よりも違うのは海外とのやりとりが圧倒的に増えたことです。研究プロジェクトのほとんどは海外の研究開発グループとのコラボレーションであり、お互いにコミュニケーションを取りながら共通の目標に向かっていくのです。私がこの1年で最も伸びたのは英語でコミュニケーションをする度胸でしょう。

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

たいていどこの研究室にも頭の切れるアグレッシブな先輩が一人や二人はいるものだと思いますが、そういう人たちが何人もいて一緒に仕事ができるのが強みです。また、本来の仕事さえちゃんとやっていれば、それ以外の将来のネタになりそうな研究を自由にやっていても構わない雰囲気は魅力的です。もっとも、本来の仕事のハードルはなかなか高いので時間が取れないのが悩みです(笑)。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

TRLは自分の実力次第で実際の製品・ソリューションに研究面から直接貢献できる環境にあります。自分の新しいアイデアが実際の製品・ソリューションに実装され、お客様の環境で稼動することを目指しています。そしてもう一つ、有名国際学会で論文を発表することを研究者としての具体的な目標に置いています。それは自分の名誉のためだけでなく、その論文を読んで面白いと思ってくれた方が一人でも多くTRLに入り、一緒に仕事をする人になってくれればきっと楽しいだろうと思うからです。

休日はどんな風に過ごしていますか?

ここ1年くらいは晴れた休日にサイクリングに出るのが楽しみです。境川沿いに飛ばして江ノ島まで往復した時はさすがに疲れました。忙しい平日にはできない家事や楽しいことを休日に詰め込むので休日は休日でやたらと忙しいです。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

どんな小さなことでも自分の研究に誇りを持っていない学生さんは弱々しく見えるものです。自分の研究に自信を持つためには自分の基礎知識に自信を持たなければなりません。自分の専門分野を定めて教科書と定番文献を読み、基礎を徹底的に身に付けてください。TRLで働くのに必須の英語については心配すべきではないと思います。「英語ができるからTRLで働く」のではなく、「英語ができないからこそTRLで働いて英語ができるようになる」ことを目指してください。

大平 怜の研究員プロフィールページ

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岡崎 篤也 (おかざき あつや)

写真: 岡崎 篤也

プロフィール

情報科学研究科 情報システム学専攻 修士卒 2005年度入社
副主任研究員

(注: 以下の記事は、当研究員が入社後1年を経過したとき(2006年)に作成したものです)

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

現在携わっているプロジェクトは、新しいデバイスやテクノロジを利用したコンピュータアーキテクチャの提案やその評価です。トランジスタやメモリ、伝送線路といったコンピュータで利用されている様々なテクノロジは日々進化しています。そのような新しいテクノロジをどうのように利用すれば実際のコンピュータの性能(計算能力、消費電力、設置面積、セキュリティ、価格等々)が向上するか探ろうとしています。その中で私は、新しいコンピュータを実際に作って評価するのは大変ですから、ソフトウェアで新しいコンピュータアーキテクチャの正確なモデルを作り、シミュレーション評価しています。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

まず、大学に残るか企業に行くかで迷いましたが、実際の社会で役に立つ仕事をしたかったので企業で仕事をすることを選びました。次に、エンジニア(開発者)か、リサーチャ(研究者)かという選択。もともとものつくりが好きだったのでエンジニアとしてはなんとかやっていけそうだなと思っていました。そこであえて研究者に挑戦してみました。結果的にいろいろ大変なこともありますが、目下挑戦中です。コンピュータサイエンスの分野で研究職を募集している研究所は日本では数箇所しかなく、今までの自分のバックグラウンドにあった研究に携われそうなところがTRLでした。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

現在は上記のような仕事をしていますが、バックグラウンドが電子工学と情報工学、ハードウェアとソフトウェアの両方があるので、結構いろいろな仕事をやってきました。まだ若い(?)ので修行だと思い、基本的に来た仕事はなんでも受けてます。入所前は研究所だから論文を読んだり書いたりが多いのかと思っていましたが、エンジニアリング&テクノロジーサービスといって、半導体、電機、自動車メーカーのお客様の研究開発を支援する仕事をいくつかやってきました。

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

IBM Researchの一拠点であること。Research History Highlightsを見ると、あれもこれもIBM発だったのかと思うようなものが沢山あります。また、このような一般的に有名な成果だけでなく、専門領域での重要な成果も実はIBMだったと後で知り驚くことがあります。例えば私の分野でいうと高速な伝送線路で利用されている8b10b Encodingなど。これらの成果を出した人々やそのノウハウの蓄積、それを活用できるところが財産だと思います。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

以前はあまり感じませんでしたが、半導体デバイスからコンピュータアーキテクチャ、アプリケーションソフトウェアまで、あまり関係ないようで実は関係しています。全体を把握した上で、バランス感覚のある研究をしたり、ソリューションを提供できるようになりたいと思います。

休日はどんな風に過ごしていますか?

平日は日々の仕事に追われてゆっくり本を読めないので、休日は本を読むことが多いです。仕事に関係ありそうな本から小説までいろいろ。ピアノを弾いたり、山登りに行くこともあります。あと、何か作るのが好きなので仕事とは関係ない電子回路やソフトウェアを作ったりもします。仕事と違って納期や品質保証が無いのがいいですね。半田付けが下手でも誰も怒りません(笑)。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

Worldwide IBM Research Locations に"the sun never sets at IBM Research"と格好よいことが書かれているとおり、実際に入所して仕事をすると世界中にIBMの研究拠点があることをよく実感させられます。コミュニケーション力と、夜な夜な海外と電話会議をするための体力をつけておくことをお勧めします。

岡崎 篤也の研究員プロフィールページ

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佐藤 大介 (さとう だいすけ)

写真: 佐藤 大介

プロフィール

情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻 修士卒 2005年入社
副主任研究員

(注: 以下の記事は、当研究員が入社後1年を経過したとき(2006年)に作成したものです)

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

視覚障害を持つ方のコンピュータへのアクセシビリティを向上するための研究をしています。現在携わっているプロジェクトは視覚障害者向けマルチメディアブラウジング技術の研究開発で、Webコンテンツが動画、Flash、Ajaxなどのようにリッチでより視覚的になる中で、いかにそのアクセシビリティを確保するかという課題に挑戦しています。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

修士過程を修了したら社会に出て仕事がしたいと思っていたのですが、就職活動をする中で自分のやりたいことを突き詰めた結果、研究という仕事に辿りつきました。その中でもTRLは、少人数ながら優秀な研究員の方が多いと言う話を聞いていましたし、自分のやりたい研究ができて職場環境も良い、そして色々な「縁」もあって運命的なものを感じました。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

社会人としても研究者としても駆け出しで自分の力の無さを思い知らされると同時に、仕事をする中で自分の強みを見出すことができたと思います。研修に始まって、最初の仕事は海外ラボとのプロジェクトで、その後いくつかの仕事をしました。自分のアイディアが特許になったり、仕事の成果が製品に入ったりしたのは非常にうれしかったです。大変なこともありましたが、とても楽しく充実した1年でした。

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

世界中にある他の研究所と一緒に仕事ができることは大きな強みであると思います。また、様々な分野にそれぞれ深い知識を持った人がいて、それぞれが高いモチベーションでアクティブに仕事をしていることが魅力だと思います。周りの研究員との交流を通して新しい研究が生まれたり、良い刺激を受けて仕事をすることができます。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

世の中に貢献できる研究をしたいと思っているのですが、そういう研究を自分のプロジェクトとして中心になって進めていけるようになりたいです。

休日はどんな風に過ごしていますか?

平日は室内に居ることが多くなってしまうので、休日はスポーツ、アウトドア、旅行など外に出て過ごすのが楽しみです。今までしたことのないスポーツにもチャレンジして、新境地を開拓中です。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

自分のやりたい事は何かということを明確にしておくことが大切だと思います。IBMは大きな組織なので思い通りにならないこともありますが、自分の力で自分のやりたい事をすることができる環境があります。新しいことに挑戦してみたいという熱い人に入ってきて欲しいですね。

佐藤 大介の研究員プロフィールページ

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福田 隆 (ふくだ たかし)

写真: 福田 隆

プロフィール

工学研究科 電子情報工学専攻 博士卒 2005年度入社
副主任研究員

(注: 以下の記事は、当研究員が入社後1年を経過したとき(2006年)に作成したものです)

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

スピーチ・テクノロジー・グループで音声認識に関する研究に携わっております。音声認識は大きく分けると音響処理と言語処理に分けることができますが、私は主に音響的な部分を担当しています。どのような場所でもストレスを感じることなく使える音声認識の実現を目指して日々研究に取り組んでいます。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

博士課程を卒業するとたいていの人は、大学で研究生活を続けるという道を選ぶと思います。私と同時期に修了した博士課程の友人はみんな大学や高専で研究職についています。私は自分のやった研究成果を製品に結びつけたいという強い思いがありましたので、大学に残るということは全く考えておらず、企業の研究所ばかり就職先として考えていました。その中でも特にTRLを就職先に選んだのは、日本でいち早く音声認識を実用化し、ViaVoice という名前の製品で世の中に技術を送り出したIBMの印象がとても強かったからです。私も世の中に大きなインパクトを与えるような成果をあげたいという一心でTRLに応募しました。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

学生のころから音声認識の研究をしているのですが、製品に近いところで研究ができるという大学時代には感じられなかった感触で、大変楽しく仕事に取り組むことができています。お客様あっての研究ですので、研究職とはいえ締め切りに追われることもしばしばありますが、その大変さを忘れることができるくらい日々充実した研究生活を送ることができています。

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

やはり世界中の研究者と連携して仕事ができることが、他の企業の研究所にはないTRLの強みだと思います。音声認識を例に言えば、基本的な性能がいいことはもちろんのこと、多言語化が比較的容易にできることが最大の強みになっているのではないでしょうか。TRLには研究者として著名な方も多く、専門知識ばかりでなく専門以外の研究分野についてもよく知っていることに驚かされます。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

音声認識は一部で実用化が始まっているとはいえ、技術的にはまだまだやることがあります。研究面での成果を着実に出し、世の中にインパクトを与えるだけでなく、人を助けることができるような技術に成長させられたらと思います。

休日はどんな風に過ごしていますか?

休日はほとんど家にいることがないです。買い物に出かけたり、車で遠くまでドライブに行ったりしています。あと、子供のころ関西に住んでいたこともあって野球が大好きです。TRLに就職してからよく球場に足を運ぶようになりました。見に行くこと自体、ものすごく気分転換になるのですが、応援しているチームが勝つと仕事にも大変身が入ります!

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

IBMはとても大きな会社です。自分のやったことが世の中に大きな影響を与えることもあるかと思います。今のうちに幅広く、そして深く知識を身につけておくことが大切です。研究&モノづくりが大好きな人は、ぜひTRLに応募することをお勧めします。

福田 隆の研究員プロフィールページ

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高橋 力矢 (たかはし りきや)

写真: 高橋 力矢

プロフィール

情報理工学系研究科 電子情報学専攻 修士卒 2004年入社
副主任研究員

(注: 以下の記事は、当研究員が入社後1年を経過したとき(2005年)に作成したものです)

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

外国の研究所で開発されたマーケティング・キャンペーン最適化ツールを日本のお客様にお届けするとともに、そのツールで分析しきれない日本市場のニーズを吸い上げて研究する、という仕事をしています。IBMビジネス・コンサルティング・サービスのコンサルタントの方と協業してお客様と向き合っています。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

グローバル企業ということで、世界中の研究者と交流しつつ新しいものを生み出していける研究環境があるのに憧れて入社しました。私が学生だったころ、私のいた研究室の学生数が減ってしまっていて、研究やビジネスのディスカッションをしたいのにできないという事態が起きていました。そのころIBM研究員の論文はよく見かけていましたし、ここならば仕事の質に妥協しないかぎりはいくらでも上を目指せるかなと思っていました。それと、他社に比べてIBMの研究所はアカデミックな成果が多いにもかかわらず採算性も良いらしい、と聞きました。入社するまではIBMのことがよく判ってなかったのですが、そんなイメージも応募動機にはなりました。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

入社してから半年ぐらいはSEや営業の同期の人たちと一緒に研修をうけていました。社会人としての洗礼を浴びる感じでいいですよね。一方で、TRLで本格的に動き始めて日が浅いためか、具体的な論文の発表などまだできていなくて焦りもあります。でも背景知識などは随分身につきました。学生時代、ビジネスの知識が不足していたことは事実ですが、実は研究そのものに関しても視野が狭かったことを入社して思い知りました。焦って参考書や論文をずいぶん読みましたね。でも、こういう多面的な視野が得られたのはTRLに入ったからこそだと思います。今の所属部署の性質自体も幸いしたなと思っています。使い古された言葉ですが今年は飛躍の年にしたいです。

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

やっぱり人材が一番で、研究員の質の高さだと思います。実にいろいろな人が精力的に仕事してらっしゃいます。そして営業やコンサルタントなどのIBM他部門との方とコネクションが密だというのは、ビジネス・ボリュームだけでなくて研究自体の発展にもかなり寄与しているんじゃないかと感じています。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

はやく特許の取得と論文書きをやりたいです。自分が考えたビジネス・モデルで、きちんとビジネス・ボリュームが出せることを証明し、その実証をお客様の成功という形で実現する。私はわりと、「何の技術に精通するか」よりも「何を実現してみたいか」「実現するために使えそうなものはなんでも勉強してもってくる」といった考えの持ち主です。この考えは、うまく行くときは良いのですが、アカデミックな部分では、自分のキャリアをどうつけていくか、課題がいろいろあります。そのあたりの方針も今年はうまく定めたいと思っています。

休日はどんな風に過ごしていますか?

土曜日は近所の私立大学に行って、外国語の勉強をしています。なかなか宿題をたくさん出されるのですが、実はこの宿題を平日の夜にやるのがキツイんですよ(笑)。仕事で脳が疲労した後に更に脳を使う必要がありまして…。でも頭って使えば使うほど進化するらしいので、若いうちは訓練だと思って楽しんでいます。それ以外は、十年来の友人などとよく会って今後世の中がどうなっていくかとかそんな話をしていたりしますね。そのほか、先輩方からテニス・スクールに行ったらと勧められているので、そのうち行こうと思っています。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

企業での研究って、何が成功に結びつくかわからないから、いろいろな専門分野の人に応募してきて欲しいですね。たとえばIBMやIT業界を就職先の視野に入れてなかった人が、TRLの門を叩いてくれたら嬉しいですね。TRL研究員自体はコンピュータ・サイエンスを勉強してきた方が多いと思いますが、物理を専攻していた方などもかなりいます。個人的には、経済学部とか社会科学をやってきたような人で我を忘れて論文を書いてきたというような人は、ぜひきて欲しいです。

高橋 力矢の研究員プロフィールページ

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堀井 洋 (ほりい ひろし)

写真: 堀井 洋

プロフィール

情報科学研究科 並列分散処理専攻 2004年度入社
副主任研究員

(注: 以下の記事は、当研究員が入社後1年を経過したとき(2005年)に作成したものです)

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

企業で利用される業務システムを分散システム環境で実現するための技術の研究を行う、ビジネス・コンピューティング・プラットフォームというグループに所属しています。私はその中で、WebSphereという製品の新機能の研究開発にかかわっております。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

多くの人に利用され、便利になったと思ってくれる研究を、日本でしたいと思っていました。ですので、世界的に利用されているソフトウェアの開発に関わっていて、かつ、日本であることを生かせる環境であるTRLはとても魅力的でした。TRLの研究紹介を行うオープン・ハウスに参加した際、ある研究をまさに次の製品に取り入れようとしているところだと聞き、これはいいと思ったのを覚えています。ちなみにそのとき説明していただいた方が私の現在の上司ですので、あれは運命的な出会いだったのでしょうか???

入社してから1年を振り返っていかがですか?

求められている成果に対し、自分なりの貢献方法を考えていた1年だったと思います。プロジェクトにとって次に何が必要なのか、そのために自分は何をすべきなのか、研究がどうやって会社に貢献できるか、ということを常に念頭に入れようと心がけています。また、いろいろなことに携わることができました。現在の研究プロジェクトに入る前は別の研究をやっていましたが、その関連で特許も出願することができました。また、新しい研究の提案資料作りもしました。これはチーム作業なので個人の成果といえるものではありませんが、多くのことを経験することは、今後自分が何かしようとするときに、とても役立つと思っています。

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

いろんな人がいることと、様々な活躍する場があることだと思います。市場を良く知る人、製品技術を熟知している人、専門分野に通じている人、多くのコネクションをもっている人など、一人一人色が違います。うまくチームを組むことで、すばらしい成果が生まれると思います。また、特許、論文のほかにも、製品や、サービス、他の部署への貢献など、研究成果を様々なところで展開することができることも、学生時代とは違うことです。新人に対しても誰に対しても、人の意見をしっかりと聞く風習があることも心地が良いです。どこでもディスカッションができますし(私の部署は、少々うるさいくらいかもしれませんが…)、自分の主張をしっかりとアピールすることもできます。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

自分だけではできないことを、周りの方々を巻き込むことでできるような研究がしたいです。そしてそれらの研究が、製品に組み込まれる、論文として有名な会議の査読が通る、新しいブランド、トレンドを作るといった成果を挙げていくのが目標です。また、個人的には、より多くのことを学びたいと思っています。せっかく周りにいろいろな知識を持った人がいるので、できる限り吸収し、この環境のメリットを最大限に活かしたいと思います。

休日はどんな風に過ごしていますか?

買い物に行ったり、映画を見たりしています。最近はテニスもよくやっています。正直、学生時代となんら変わりのない休日です。学生時代から変わったことは、意外と山や川などのリゾート地が近いので、ドライブやバーベキューなどをたまにすることぐらいです。アウトドア系を、もっと強化したいですね。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

やればやるだけ、その成果、フィードバックも大きくなる部署だと思います。また、やれることの上限は、限りなく高いと思います。刺激がほしい人、挑戦心旺盛な人にとっては、とっても居心地がいい環境だと思います。

堀井 洋の研究員プロフィールページ

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立堀 道昭 (たつぼり みちあき)

写真: 立堀 道昭

プロフィール

電子・情報工学専攻 博士卒 工学博士 2002年入社
主任研究員

(注: 以下の記事は、当研究員が入社後1年を経過したとき(2003年)に作成したものです)
現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

Webサービスのセキュリティとパフォーマンスのグループに所属しています。端的にいうとXMLとJavaのグループです。私の役割は、アプリケーション・サーバのXML文書処理系やキャッシュの全体や部分を設計してプロトタイプを作り、WebSphereなどの製品に結びつけていくことです。製品に結びつけるためには、中期的な展望を視野に入れながら、各地の研究所や開発の人々とコミュニケーションをとっておくことが重要です。プロジェクトの他は、developerWorksがらみの仕事を志願してやっています。日本語記事(Java zone)の技術的な内容を顧問したり、ロボコードのイベントを手伝ったりしています。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

正直、大学のポストとここのどちらにするかは非常に迷いました。しかし、それまで経験できなかったビジネスの現場を研究しながら感じることができるのはグローバルな大企業の研究所しかないと思い、決断しました。大企業がよかったのは、全体として様々な研究領域をカバーしているので、内部の競争さえ勝ち抜けば選べる研究の方向性に制約が少ないだろうと考えたからです。また、グローバルな会社であれば、自分の研究成果がグローバルにインパクトを持ちます。そうなったときに、私のやりたい、ミドルウェアや開発ツールの研究を大々的にやっていて活気のあるところに絞り込んだら、自然とTRLが残ったのでした。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

給与をもらっているせいもありますが、チームの一員としての責任感が芽生えたと思います。生活スタイルは大学のときとあまりかわらないのですが、早く帰るようにはなりました。入る前からずっと特許を出願してみたかったのですが、入ってしばらくしてその機会があり、研修の合間をぬって書いたものが、社内審査を通って特許庁に出願されました。(ボーナスが出ます!やった!)いい上司に恵まれたおかげです。次々と様々なチャンスを与えてくれます。ビジネスで海外出張というのも早々に経験でき、非常にためになりました。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

早期に実現したいことは、自分のプロポーザルで大きな予算を獲得してプロジェクトをリードできるようになることです。そのために、アカデミックな成果とビジネスの成果を両立させることを目標にしています。

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

TRLの強みは、私が職場として選んだ理由そのままです。入って気づいたことを付け加えると、周りにいろいろな専門をもった高いスキルの人々が大勢いるため、刺激的なディスカッションの場を簡単に持つことができます。コミュニケーションをとることは研究の重要な要素だと思っている人が仕事するのに最高の場所だと思います。また、英語を話す人があふれていて、英語能力を高めるのにも役立ちます。ちなみに私のいるグループのTOEIC平均は850点らしいです。

立堀 道昭の研究員プロフィールページ

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渡邊 裕治 (わたなべ ゆうじ)

写真: 渡邊 裕治

プロフィール

工学系研究科 電子情報工学専攻 博士卒 工学博士 2001年入社
主任研究員

(注: 以下の記事は、当研究員が入社後1年を経過したとき(2002年)に作成したものです)
現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

TRLではインターネットテクノロジーという部門で、Peer-to-Peer(P2P)技術を用いたサービスのセキュリティに関する研究を行ってます。

TRLを就職先に選んだ理由を教えてください。

大学院での研究に引き続き、研究者としての自分を試してみたいという意思はありましたが、一方で、よりビジネスやアプリケーションに近い分野を見てみたいという思いもありました。TRLのオープンハウスに参加して、TRLの研究環境や研究内容に惹かれ、応募することにしました。

入社してから1年を振り返っていかがですか?

現在、Peer-to-Peer(P2P)と呼ばれる新しいネットワーク利用に関する研究を行っています。新しい分野であるとともに非常に動きが速い分野なので、フォローするのが大変な分野ではありますが、私自身が以前から興味があったこと、可能性が沢山埋もれていそうな分野であることから、楽しく仕事に取り組んでいます。新しいアイディアを思いついたら、先輩との議論を通して、新しいアプリケーションを議論し実現を目指していく日々です。大学院時代との違いは、理論的な分析だけでなく、それをどう実際に使われるところまで持っていくかにまで思いを巡らせるところです。そこが実は一番大変なところで、視野の広い研究者になれるよう毎日努力してるつもりです。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

今後は、世界に先立つ技術を開拓し、それを世界の人にアピールする機会を多く持ちたいです。そして、早く自分の貢献した技術が世界中の人に使われるのを見てみたいです。

休日はどんな風に過ごしていますか?

研究所での生活は屋内活動が主なので、休日には公園などへ行っていい空気を吸うようにしています。大学院時代よりも平日と休日のメリハリをつけるよう気をつけるよう心がけています。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

新しいことにチャレンジするのが好きな人、コンピュータサイエンスが好きな人にとってTRLは素晴らしい研究環境だと思います。自分の実力を試してみたい方はぜひ一緒に頑張りましょう!

渡邊 裕治の研究員プロフィールページ

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安部 麻里 (あべ まり)

写真: 安部 麻里

プロフィール

理工学研究科 計算機科学専攻 修士卒 2000年入社
主任研究員

(注: 以下の記事は、2002年に作成したものです)
現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

ソフトウェア・テクノロジーという部門で、Web アプリケーション開発環境に関する研究プロジェクトに所属しています。プロジェクトでは、基礎的な研究からプロトタイプ開発、デモンストレーションによる宣伝等、色々な仕事があり、あまり明確な役割分担はありません。個人的には、XML文書に対する変更を検知する仕組みと、ソフトウェアのリエンジニアリングの分野に興味をもって研究に取り組んでいます。

入社してから研究者として一番嬉しかったことは何ですか?

一つは学生時代に果たすことの出来なかった国際学会での発表です。散々発表練習したにも関わらず、結局緊張して英語は棒読みでしたが、非常に嬉しかったことを覚えています。もう一つは製品に対する貢献です。自分の研究成果が製品の一部となって世の中に出た時には大変感動しました。発表当時の新聞記事は今でも大切に保管してあります。

また、入社してから研究者として一番苦労したことは何ですか?

現在学位取得のため博士課程に在籍していますが、プロジェクトの仕事と研究活動の両立に大変苦労しています。研究テーマに関しては、プロジェクトで様々な現実的問題に直面するので、興味が色々と広がり楽しい面もあります。しかし一方で、研究としてまとめ上げるためには一つの技術的問題を深く追求しなければなりません。特に博士論文を書く上では研究を一連のストーリーとしてまとめる必要があると思いますが、プロジェクトのテーマとのすり合わせなどで今まさに苦労しているところです。また、時間管理に関しては、会社にいる全ての時間を研究活動に費やせるわけではないので、研究成果を定期的に確実に残していきつつ、プロジェクトに貢献するよう頭の切り替えを早くする必要があります。また、締め切りなどがある場合は、早めにプロジェクトのメンバーに連絡して状況を理解してもらい、時には仕事の分担を調整してもらうことも必要です。今現在、私の感覚では、自由に研究活動をしていた学生時代と違って、広がる興味を多少抑えつつ研究をまとめることに専念しているように思います。

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

TRLは大学と違い現実的な問題に直面しつつ、製品化やサービスなどを通じて社会に貢献できる貴重な研究機関だと思います。実際に研究会などに参加すると自分が学生時代とは随分違った色々な視点で研究に接していることがわかります。社内でもサービス部門や製品開発部門など、早い時期から多分野の方と接することができますし、研究所という立場上技術的に高い視点でものを見ることができるので、大変ですが貴重な職場だと思います。また、周囲の研究員の方々がとても優秀で、例えばすぐ横にいる方が論文の特集記事を監修していたり、製品の核になる技術の生みの親だったり、有名なアルゴリズムの提唱者だったりと、同じ職場にいて非常に良い刺激を受けることができます。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

短期的には学位取得、中期的には長期間海外で色々な体験をしてみたいです。長期的には、世界一になって(具体的に何の世界一かわかりませんが(笑))、世の中を大きく変えるような技術革新を起こす仕事をすることです。

休日はどんな風に過ごしていますか?

元気がある時は、実験や論文執筆など研究活動をしています。たまに、ゲーム観戦や映画を見に出かけますが、今はなるべく研究活動に専念しています。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

私が応募したときは、TRLは高嶺の花で、就職できるとは到底思いませんでした。実際、私は学生時代に特別な業績があったわけでもなく、論文や学会発表の経験もありませんでした。もし、現在自信がなくて躊躇している方がいましたら、自分の研究に対する熱意を信じて是非挑戦してみて下さい。

安部 麻里の研究員プロフィールページ

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マネージャー(研究職)

板倉 真由美 (いたくら まゆみ)

写真: 板倉 真由美

プロフィール

教育学部社会科専攻 学士卒 1986年入社。2000年 経営システム科学専攻 修士卒。 
IBMの社内システム開発・管理部門に配属。社内システムの主にメインフレームのOS、ネットワーク関連を担当した後、流通事業部、報道営業部にて新聞社・通信社担当アカウントSEとしてシステム開発・アプリケーション開発に従事する。その後、サービス部門にてアプリケーション開発プロジェクトのサブリーダー、リーダーを務めさらに、サービス・コンピテンシー部門でクライアント・サーバーシステムやグループウェア、Webシステムのフィールドサポートを実施する。2000年よりラインマネジメントとしてソフトウェア・エンジニアリング、Web系アプリケーション構築技術サポート部門を担当する。同時に、アジア・パシフィック地域におけるソリューション技術のリーダーや、Linux、Gridコンピューティング、SOAなど先進技術のサービス部門内推進リーダーも兼務する。
2006年TRLに異動。シニア・マネージャー

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

インフォメーション&インタラクションという部門では、テキスト分析技術や音声技術、セキュリティやコンプライアンス関連技術を研究しています。いずれの分野も人と人の間に存在する技術であり、人と人の間でやりとりされる情報をテーマとしてより良い社会につなげていくために意義ある技術です。私の役割はそれらの技術を担当するグループそれそれが、高い技術をもって世界のリサーチ部門と協業して、実世界にインパクトのある研究を進めていけるようにしていくことです。そのために、シニア・マネージャーとして社内・社外の方々とこれらの研究の意義と重要性についてディスカッションし、方向性と妥当性を失わないように心がけています。 企業のリサーチ部門として、世の中の動きやどんな技術が重要なのかを意識しながら、かつ独創的で先進的な取り組みもできるようにバランスをとることが求められていると感じています。

入社してから研究者として一番嬉しかったことは何ですか?

長いことお客様を直接・間接に担当させていただき、そのお客様にとってお役に立つことを願って仕事をしてきました。その後サービスの技術指導部門であるコンピテンシー部門に異動して、広い視野で多くのシステム開発プロジェクトをサポートしたときに、各人が個々のお客様から学んだことを汎化すれば、より良いシステム開発に役立つのではないかと考えました。その考えを形にすべく夜間の大学院に通って苦労しながら論文を書き上げ、国際学会で発表する機会を得た際に、世界から来ている研究者や実務者の方々から高く評価していただけたことは忘れられません。そこから研究にハマったと言っても良いと思います。研究テーマを追いかけているときに、たまにまさに「天からお告げがある」ようなひらめきの瞬間があり、それをはやる気持ちを抑えながら検証し、確認・確信できたときの高揚感と充実感は研究者冥利につきるように思います。

また、入社してから研究者として一番苦労したことは何ですか?

今まさに博士論文を仕事の傍ら書いているのですが、なかなか長期間論文に没頭できる時間が取れないので苦労しています。無事に終われば良い思い出になるに違いない!と考えて少しずつでも書くように努力しているのですが・・・

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

お客様にとっては、技術部門の最高峰がリサーチであり、IBMのような世界的なIT企業においてリサーチの一員であることは、社内でも社外でも大きなステージを与えられているように感じます。特にTRLはITサービス・ビジネスに力を入れている日本IBMと一緒に仕事をしていける恵まれた環境にあります。自分達の研究を世界に向けて発信できる。さらにそれが何らかの形になって、お客様にソフトウェアやハードウェア、サービスの形で届くところを一緒に経験できるという点で、世界のIBMの研究所の中でも最も成果を挙げているのではないでしょうか?そこが企業の研究所として、先進的・アカデミックなところと実践的な部分をバランスよく併せ持つTRLの魅力と強みだと思います。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

インフォメーション&インタラクションを、今以上にパワフルな頭脳集団かつ行動集団として社内外で活躍するチームにしていくことが、目下のチャレンジです。私個人は、ずっと研究を続けている要求工学やソフトウェア工学の分野を追究し、TRLで関連する研究を立ち上げ、IBMにとっても世の中にとっても意義ある成果を出したいと思っています。

休日はどんな風に過ごしていますか?

もちろん家事が一番大事!です。同じくらい大事なのが家族で過ごすこと。愛犬と家族で散歩したり、たまには高原や海に行って犬を思い切り遊ばせていると、幸せを感じます。でも実は、論文を書いていたりするんですけど・・・

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

やってみないことにはわからないことが多いものです。思考と同じくらい行動は大切です。どんな経験も無駄ということはないくらいの気持ちで、広い視野と軽いフットワークで仕事に限らず様々なことにチャレンジしていただきたいと思います。

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岡野 裕之 (おかの ひろゆき)

写真: 岡野 裕之

プロフィール

工学部 数理情報工学専攻 修士卒 1990年入社
マネージャー

現在TRLで携わっている研究プロジェクトとご自身の役割について教えてください。

生産計画や輸配送における最適化など、オペレーションズリサーチ(OR)の理論と応用に関するプロジェクトをリードしています。私の役割は、サービス部門と連携をとりながら、お客様にとって価値の高い、しかもIBM研究部門にとっても研究価値のある(かつOR技法で解けそうな)問題を見つけてくることです。さらに、IBM研究部門で自分の研究グループが正しく位置づけられるよう、海外のIBM基礎研究所と連携をとることも役割の一つです。

入社してから研究者として一番嬉しかったことは何ですか?

ある鉄鋼業のお客様における生産計画最適化プロジェクトで、対象問題のモデル化がまずかったため、当初開発したアルゴリズムの精度が出ないなど非常に苦労したことがありました。お客様側の担当者様との話し合いで、半年以上かけたプログラムを捨てて大きく軌道修正し、新規アルゴリズムを開発してやっと満足のゆく解を出せるようになりました。時間を無駄したことでお客様にはご迷惑をかけたのですが、お客様側の担当者様も含めワン・チームとして痛みと課題を共有し、問題解決に当たったことの体験が、振り返ってみれば一番嬉しかったことのように思います。

また、入社してから研究者として一番苦労したことは何ですか?

プロジェクトで苦労したことは、(こう書くとマゾヒストみたいですが)上で述べた一番嬉しかった体験です。

TRLの魅力や強みは何だと思いますか?

TRLの強みは優秀な研究員にあると思います。さらに、海外のIBM基礎研究所と気軽に共同研究ができる立場にあるのも魅力の一つかもしれません。注目していた面白い論文があって、その著者が実はIBM T.J.Watson研究所にいることが分かり、コンタクトをとって共同研究につながったという経験があります。

TRLでこれからやってみたいことは何ですか?

社内外で存在が知られるような強い研究チームを作りたいです。ORの理論と応用が対になって、互いに影響を与えるようなチーム体制が理想ですね。テーマとしては、夢物語になりますが、組合せ最適化問題に対するアルゴリズムの自動生成や自動選択ができるようになればいいなと思っています。

休日はどんな風に過ごしていますか?

子供と遊んだり、家族で出かけたりして過ごしています。以前はバイクで色々なところにツーリングに出かけていました。結婚してバイクから遠ざかり、いざ乗ろうという時にバッテリーが上がっていることもしばしばとなり、とうとうバイクは手放してしまいました。現在はその代わり、ときどきですが、乗馬を楽しんでいます。

これからTRLに応募する学生さんにメッセージをください。

企業の研究所では、自分の目的意識で取り組む研究とは別に、お客様の問題を解く研究もこなす必要があります。後者のテーマはさまざまですが、それに一貫性を持たせるのは、研究員の問題に対する取り組み姿勢、何を面白いと思うか、にあると思います。この技術は面白い、あの人の研究は面白い、こういう応用分野が面白いんじゃないか、など何でもよいのですが、面白いと感じることができてそれを周りに発信できる人ほど、企業の研究所を楽しめると思います。ぜひTRLにその感性を持ち込んでください。

岡野 裕之の研究員プロフィールページ

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